バージマスター:洋上クレーン動揺解消システム

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洋上でクレーンを使用する作業、たとえば洋上風車や石油・ガス生産設備の建設やメンテナンス、港湾建設や沖合空港建設等は、常に波浪によりクレーン船が動揺するがために、クレーン作業は危険で重大事故が起きやすい環境下にあります。また波浪が大きいときには作業ができないため海が静かになるまで待機しなければなりません。
そのため、作業の稼働率はせいぜい、20%程度と非常に低く、洋上クレーン作業のコストは非常に高いものになっています。

洋上クレーン作業の安全性と稼働率を大幅に高める画期的な技術がオランダのバージマスター社によって開発されました。
クレーンが設置される作業台は、船体の動揺と相殺し常に水平にキープされるよう油圧システムにより制御されるため、船体は揺れてもクレーンは揺れない状態を保つことができます。
採用している油圧システムは追従性に優れ、船体の動揺を瞬間的に検知し、作業台を水平に保ちます。また、MRU=Motion Reference Unit 等の重要機器は複数のバックアップを用意、万一の故障・突発事故に対応できるよう冗長性をもつ設計になっています。

また、この技術を応用したMotion compensation Helideck(動揺解消ヘリデッキ)、Motion Compensaton Pile Gripper(動揺解消パイルグリッパー)、Motion Compensation Gangway(動揺解消ギャングウェー)を開発しています。

DDC (Dutch Drilling Consultants) 大口径掘削システム

洋上風車はヨーロッパを中心に建設が活発です。日本においても、立地条件や環境問題から洋上風車は今後、風力発電の中心となっていくと思われます。

洋上風車の種類は水深が数十メートルの着床式と大水深の浮体式に分かれますが、実績として圧倒的に着床式が多く、その中でも基礎の形式によりモノパイル式やジャケット式が主流になっています。5MWクラスのモノパイル式の洋上風車では直径が6m以上、ジャケット式でも2m以上になります。海底の基礎地盤が岩盤層の場合、ハンマリングだけではパイルが岩盤層を貫入できず、パイルが目的の深さまで達することができない場合があります。この場合、大口径掘削により岩盤層を掘削にて貫通し、その後ハンマリングでパイルを再度打ち込む工事を行う必要があります。

DDCの大口径掘削技術は、このような場合に活躍する技術です。岩盤層に突き当りハンマリング不能になった場合に、ハンマリング装置を一時的に撤去し、パイルの上端にDDCのシステム一式を搭載し岩盤層を掘削します。装置は一体式でコンパクトなので素早く、切り替えを行うことができます。

DDCは、洋上風車建設だけでなく、陸上・海上を問わず大口径掘削を必要とする分野では多くの実績があります。また、この技術を利用して石油プラットフォーム等の洋上構造物の撤去(De-commissioning)にも活躍しています。

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エアキャスター・エアージャッキ

近年、注目を集めている「エアキャスター」、「エアージャッキ」。これらの用途はひとつではなく、搬入・搬出といった簡単な運搬はもちろん、免震装置や建物の沈下修正まで活躍しています。そのエアキャスターの仕組みや実際の使い方、エアキャスターならではの活用法などを紹介します。そして、エアージャッキ、ギャップマスター、リニアウィンチといった重量物運搬系、吊り上げ系の製品も合わせて紹介します。