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免震レトロフィット工法・沈下修正

免震レトロフィット工法

免震レトロフィット工法とは、既存の建物の最下層部分や中間層に免震装置を組み込むことです。特徴としては、優れた耐震性能を持つことはもちろんのこと、既存建物に組み込む際に建物全体を修繕する必要がなく、最下層部分や中間層のみを工事すればよい点です。特に、歴史的な建造物などに免震装置を組み込む際には、建物を取り壊す必要がなく、工期が短くコストも極めて安いため、今、最も注目されている耐震補強工法といえるでしょう。

・既存建物に導入することで新築の免震建物と同様の効果がある
・建物の機能・外観を維持できる
・工事中も建物を使用できる

エアキャスター及びエアージャッキによる免震レトロフィット工法

エアキャスターで既存建物を移動、回転し、従来の基礎杭に免震装置を取り付けるか、新たな免震基礎上にシフトし、エアージャッキと併用し、定位置に固定します。

エアージャッキで沈下修正

地盤がもろい土地などにおいて、地震や地盤沈下などにより建物が傾いてしまったケースでは、通常まず地盤改良をする必要があり、地盤を固めた後にジャッキでを用いて建物を持ち上げます。しかし、エアージャッキを用いることで地盤改良を行わず沈下修正が可能になります。エアージャッキは、狭いポイント(点)で押しあげる従来の油圧ジャッキとは異なり、面で押し上げるため、地盤荷重を下げてくれます。これに伴って作業工程を簡略化でき、総工費を抑えることができます。

事例

大規模な観光施設で起こった地盤沈下により傾いてしまった建物をエアージャッキを用いて沈下修正を行っています。建物の下にエアージャッキを挿入し、持ち上げています。自重800トンの建物の片側に能力60トンのエアージャッキを10枚設置し、約80mm・ジャッキアップ・レベルにして、モルタル注入をしています。

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